"休む"ということについて
ネットで以下のような記事を見つけました。
為末氏のTwitterや色々な記事を見ていて、彼の考え方はすごく共感できることが多いです。
上記の記事の中でいくつかの言葉を抜粋しました。
・「休む」ということを分解してみると、体力の回復はもちろん休むことの効果の一つではあるが、それだけではなく、対象と距離を取る時間という見方もできる。
・囲碁を打っている当事者より、それを横から見ている第三者の方が碁盤がよく見えたりするように、第三者的な視点に立つことで、見えるものがあるからだと思う。
・常時当事者でいるということで、目の前の問題を解決し続けたり、ひたすらに量を重ねたりすることにはよいが、眺めて本質を見極めるには、対象物と精神的な距離が必要になる。
マラソンの練習を続けていると、練習を続けていくことが目的になってしまい、本質(人によって多少違うでしょうが、自己ベストを更新することや、走ることの単純な楽しさ)を忘れそうになることがあります。
何のために走っているのか忘れてしまったり、走ることが楽しくなくなったら、思い切ってしばらく休んで、走ることから距離を置くことも大切だなと改めて思いました。
大学まで部活として長距離を走ってきて、社会人になり10年ほど空けてまた走りだした時、最初はキツかったけど、走る楽しさや、変わる体型、痩せてどんどん速くなっていくことが楽しかったです。
まだもう少し単純な練習量増加だけで自己ベストの更新は続けていけそうですが、それが頭打ちになった時、第三者的な視点を忘れず走ることの本質を見失う事がないようにしたいと思います。